防犯対策ブログ

2025/03/10 11:18

防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
前回は、地域ぐるみで防犯対策を行うことの重要性についてお話しました。
今回は、個々の住宅における物理的な防犯対策について解説します。

物理的な防犯対策
鍵の掛け忘れを防ぐなど、日々の心がけも大切ですが、それだけでは不十分なケースもあります。
ピッキングやサムターン回し、さらにはドアをこじ開けるといった手口にも対応できるよう、物理的な対策を強化しましょう。

CP部品の導入
CP部品とは、「防犯性能の高い建物部品」のこと。
侵入者は、侵入に5分以上かかると、約7割が諦めるというデータがあります。
そのため、CP部品は5分間の侵入破壊に耐えられる性能を基準にしています。
・ドア
・錠
・サッシ
・ガラス
・雨戸
・面格子
など、様々な種類があります。

CP部品には、共通標章である「CPマーク」が表示されています。
購入の際は、このマークを参考にしましょう。

共通標章 CPマーク

CP部品の抵抗時間
CP部品の性能を示す指標として、「抵抗時間」というものがあります。
これは、専門の試験によって、製品がどれだけの時間、破壊行為に耐えられるかを示すものです。
抵抗時間が5分以上の製品がCP部品として認定されます。
CP部品は侵入を完全に防ぐものではありませんが、侵入までに時間がかかると侵入を諦める侵入者が多いので有効な対策です。

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