防犯対策ブログ

2025/03/13 11:55

防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
八王子市より、最新の犯罪被害発生状況が発表されました。

今回は、2月28日から3月6日にかけて八王子市内で発生した犯罪被害は以下のとおりです。


八王子市における最近の犯罪発生状況


侵入窃盗(2件)

・令和6年11月2日、四谷町の会社で、無施錠の場所から侵入されましたが、被害はありませんでした。
・2月28日、中野上町五丁目の倉庫で、合鍵を使用して侵入され、建築資材器具等が盗まれました。


特殊詐欺(オレオレ詐欺、還付金詐欺等)(3件)

・1月28日から2月20日にかけて、別所一丁目で、警視庁の警察官をかたる者から「マネーロンダリングに加担している。無実を証明するための資料を作成する費用がいる。」と言われ、相手の指示したとおり、現金を指定された口座に振り込んだ結果、約1,750万円の被害が発生しました。
・2月26日、北野台三丁目で、警視庁の警察官をかたる者から「あなたの口座が被害に遭っていて、キャッシュカードを交換するので銀行員が自宅に向かいます。」と言われ、受け取りに来た者に目を離した隙に封筒に入ったキャッシュカードを別の封筒とすり替えられ、キャッシュカード4枚が盗まれました。
・3月5日、西寺方町で、市役所職員をかたる者から「医療費の還付がある。」と言われ、相手の指示したとおり、ATMを操作し、現金を振り込んだ結果、約50万円の被害が発生しました。


侵入窃盗の傾向と対策


今回の報告では、会社と倉庫における侵入窃盗の被害が確認されました。
会社の事案では無施錠の場所からの侵入であり、改めて施錠の重要性を認識させられます。
倉庫の事案では合鍵を使用しての侵入であり、鍵の管理にも注意が必要です。

侵入窃盗犯は、侵入しやすい場所を狙います。
窓やドアは施錠するのはもちろんのこと、補助錠を付けることで、より防犯性を高めることができます。
また、倉庫など、人通りの少ない場所にある建物は、センサーライトを設置することで、侵入者を威嚇し、犯行を抑制する効果が期待できます。

さらに、防犯カメラの設置も有効です。
防犯カメラは、犯罪の抑止効果だけでなく、犯人の特定にも役立ちます。


特殊詐欺の巧妙な手口と対策


特殊詐欺は、犯人が巧妙な話術で被害者を騙し、金銭をだまし取る犯罪です。 
「自分は大丈夫」と思わず、常に警戒心を持つことが大切です。

最近の特殊詐欺では、警察官や銀行員をかたるケースが増えています。
今回の報告でも、警視庁の警察官をかたる者から「マネーロンダリングに加担している」などと言われ、現金をだまし取られるという被害が発生しました。
警察官が、電話で金銭を要求することは絶対にありません。不審な電話がかかってきたら、一旦電話を切り、警察に相談しましょう。

また、キャッシュカードをだまし取る手口も巧妙化しています。
今回の報告でも、キャッシュカードを交換すると言って、銀行員をかたる者が自宅に現れ、キャッシュカードをすり替えて盗むという被害が発生しました。
銀行員が、自宅にキャッシュカードを取りに来ることはありません。
安易にキャッシュカードを渡したり、暗証番号を教えたりしてはいけません。

特殊詐欺の被害に遭わないためには、不審な電話や訪問者には対応しないことが重要です。
留守番電話機能を活用するのも有効な手段です。
また、家族や友人と、特殊詐欺の手口について話し合っておくことも大切です。


まとめ


犯罪の手口は日々巧妙化しています。 
「自分は大丈夫」と思わず、常に防犯意識を持ち、適切な対策を講じるようにしましょう。
何か困ったことがあれば、一人で悩まずに警察や家族に相談してください。

防犯専門店SOSは八王子をはじめとした多摩地域のご家庭の安心・安全な暮らしをサポートするための防犯用品専門店です。
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