防犯対策ブログ
2025/03/19 11:24
防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
前回のブログでは、街角、玄関、電話、SNS、メール、ホームページなど、様々な場所で巧妙化する詐欺の手口についてご紹介しました。 今回は、さらに注意が必要な「QRコード読み取り詐欺」と、詐欺に遭わないための対策について解説します。
QRコード読み取り詐欺
キャッシュレス決済の普及に伴い、QRコードを使った決済が一般的になりました。 しかし、このQRコードを悪用した詐欺も発生しています。
例えば、店舗などでスマホのQRコードを表示して支払いをする際、背後にいる人がスマホでQRコードを盗み撮りし、不正に利用するケースがあります。 背後に人が接近している場合や、スマホ画面を覗き込んでいるような人がいる場合は、特に注意が必要です。
詐欺に遭わないための対策
詐欺の手口は巧妙化していますが、以下の対策を講じることで、被害に遭うリスクを減らすことができます。
「うまい話」には警戒する
高収入、特別価格、限定特典など、甘い言葉には裏があると考えましょう。 冷静に判断し、安易に信用しないことが大切です。個人情報を安易に教えない
電話、メール、SNSなどで、安易に個人情報(氏名、住所、電話番号、口座番号、クレジットカード情報など)を教えないようにしましょう。即決しない
「今だけ」「あなただけ」などと焦らせる言葉には注意が必要です。 その場で契約せず、家族や信頼できる人に相談するなど、冷静に判断する時間を持つことが大切です。不審な電話やメールには対応しない
身に覚えのない電話やメールには、基本的に対応しないようにしましょう。 特に、個人情報を聞き出そうとする電話や、URLをクリックさせようとするメールには注意が必要です。公式サイトを確認する
銀行やクレジットカード会社などを名乗るメールやSMSが届いた場合は、記載されているURLをクリックするのではなく、公式サイトから情報を確認するようにしましょう。防犯対策を強化する
留守番電話機能の活用、ナンバーディスプレイの利用、防犯機能付き電話の設置など、自宅の防犯対策を強化することも有効です。常に最新の情報を得る
詐欺の手口は日々進化しています。 ニュースや自治体の広報などを通して、常に最新の情報を得るように心がけましょう。
もし被害に遭ってしまったら
万が一、詐欺の被害に遭ってしまった場合は、すぐに警察や消費生活センターに相談しましょう。 早めに相談することで、被害の拡大を防ぐことができる場合があります。
詐欺は、私たちの日常生活に潜む身近な犯罪です。 しかし、正しい知識と対策を身につけることで、被害に遭うリスクを減らすことができます。 常に防犯意識を持ち、安全な生活を送りましょう。
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