防犯対策ブログ
2025/03/29 13:14
還付金詐欺、オレオレ詐欺、預貯金詐欺が発生!巧妙な手口と対策を解説
皆様、こんにちは。防犯専門店SOSです。
今週も、町田市内で発生した新たな犯罪被害について、皆様に注意喚起をさせていただきます。3月16日から3月22日までの1週間で、特殊詐欺の被害が新たに3件確認されました。 手口も巧妙化しており、油断できません。大切な財産を守るために、最新の被害状況と対策をしっかりと把握しておきましょう。
依然として深刻な特殊詐欺被害(1/1~3/22累計)
まず、今年に入ってからの町田市内の特殊詐欺被害の累計です。
被害認知件数:23件
被害額:約1億3607万円
3月に入り、その被害額は1億円を突破し、依然として高水準で推移しています。
3/16~3/22に発生した特殊詐欺の事例
この1週間で新たに確認された特殊詐欺の手口は以下の通りです。
還付金詐欺(薬師台)
市役所職員を名乗る男から電話があり、「還付金と医療費減額制度の手続きがまだ済んでいません」と促されました。その後、「ATMで手続きに必要な番号を再発行できます」「近くのコンビニに行ってください」などと指示され、誘導されたATMで言われるがままに操作した結果、犯人に現金を送金してしまったという被害です。
オレオレ詐欺(原町田)
警察官を名乗る男から電話があり、「あなたの口座やキャッシュカードが犯罪に使われている」「犯人グループからの資金流入がないか確認するため、指定する口座に振り込んでください」などと言われ、信じてしまい、犯人の指示する口座に現金を振り込んでしまったという被害です。
預貯金詐欺(南成瀬)
銀行員を名乗る男から電話があり、「通帳とキャッシュカードを渡してください」「提出してもらう必要があります」などと言われました。その後、自宅に銀行員を名乗る男が訪れ、そのまま通帳とキャッシュカードを渡してしまったという被害です。
特殊詐欺から身を守るための重要ポイント
これらの被害事例から、改めて注意すべきポイントを確認しましょう。
ATMで還付金は絶対にありません
市役所や年金事務所などの公的機関が、ATMの操作を指示して還付金の手続きを行うことは絶対にありません。「ATMへ行ってください」という指示は、詐欺の手口だと認識しましょう。
電話でお金の話が出たら、一旦電話を切る
電話の相手が、官公署や銀行の職員を名乗っていたとしても、「お金」に関する話が出たら、すぐに電話を切ってください。そして、必ず自分で正しい連絡先に電話をかけ直して確認することが重要です。
キャッシュカードや通帳は絶対に他人に渡さない
警察官や銀行員が、自宅に訪れてキャッシュカードや通帳を預かることはありません。「提出する必要がある」などと言われても、絶対に渡さないでください。暗証番号を聞き出そうとする場合も同様に詐欺です。
南大沢警察署管内での乗物窃盗被害はなし
3月16日から3月22日までの間、南大沢警察署管内では乗物窃盗の被害は確認されていません。しかし、油断は禁物です。引き続き、以下の防犯対策を心がけましょう。
確実に二重施錠をする
自動車やバイクを離れる際は、必ずハンドルロックや補助錠などを活用し、二重に施錠しましょう。
防犯登録をする
自転車には必ず防犯登録を行いましょう。盗難被害に遭った際の早期発見につながります。
皆様の安全のために
特殊詐欺の手口は日々巧妙化しており、誰でも被害に遭う可能性があります。「自分は大丈夫」と思わずに、常に最新の情報を意識し、不審な電話や訪問には十分ご注意ください。
防犯専門店SOSでは、皆様の安全・安心な生活をサポートするため、様々な防犯に関する情報提供や対策のご提案を行っております。少しでも不安に感じることがございましたら、お気軽にご相談ください。
皆様が安全な毎日を送れるよう、心から願っております。
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