防犯対策ブログ
2025/03/31 15:00
防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
春は、新しい生活が始まる季節ですね。お子様の進学や進級に伴い、これまでとは異なる生活スタイルになるご家庭も多いのではないでしょうか。特に、お子様が一人で登下校するようになったり、帰宅後にお留守番をする時間が増えたりすると、ご家庭での安全対策が気になるものです。
そこで今回は、お子様が保護者の目の届かない時間帯でも、安心して安全に過ごせるように、親子で一緒に確認しておきたい防犯対策のポイントについてお話ししたいと思います。
通学路の危険を親子でチェック
小学校に入学するお子様にとって、これまで当たり前だった保護者による送迎やバス通学から、一人での登下校に変わることは大きな変化です。大人の付き添いがない場合がほとんどですので、まずは通学路にどのような危険が潜んでいるのかを事前にしっかりと把握しておくことが重要になります。
そこで、親子で実際に通学路を一緒に歩いてみることをお勧めします。「人通りが少なくなりそうな場所」や「交通量が多くて注意が必要な場所」などを確認しながら、学校までの道のりを一緒に覚えるのです。
その際に、万が一の時に助けを求められる場所、例えば地域のお店や交番などを、お子様自身が見つけられるように意識してみましょう。また、実際に登校や下校する時間帯に合わせて歩いてみることで、時間帯による状況の変化も把握することができます。
帰宅時の油断を防ぐ
お子様の一人での登下校で特に注意したいのが、帰宅して一人で自宅に入るときです。お子様がお留守番をするご家庭では、保護者が不在であることを周囲に悟られないようにすることが基本的な対策となります。
もしお子様に家の鍵を持たせる場合は、ランドセルや衣服の内側など、外から見えない場所にしまうように教えましょう。そして、玄関前で周囲に不審な人物がいないかを確認してから鍵を開け、家に入る際には、たとえ誰もいなくても「ただいま」と声に出すように習慣づけることが大切です。これは、一人ではないことを装うための有効な手段となります。
また、インターホンが鳴っても安易に応答しないように教えることも重要です。訪問者が誰であるかを確認し、知らない人の場合はドアを開けないように、親子でしっかりと約束しておきましょう。必要であれば、モニター付きのインターホンを設置することも有効な対策の一つです。
家庭内での安全対策も忘れずに
お子様がお留守番をする際には、家の中の安全対策も重要です。危険なものには触れないように事前に言い聞かせ、緊急時の連絡先をわかりやすい場所に掲示しておきましょう。また、不審な電話がかかってきた際の対処法なども、ロールプレイング形式で練習しておくと良いでしょう。
防犯ブザーを持たせることも、いざという時の備えになります。常に身につけておくように教え、 電池の残量などを確認するようにしましょう。
ご家庭での安心・安全な環境づくりは、日々のちょっとした心がけと事前の備えが大切です。この春、お子様が新しい生活を安心してスタートできるよう、親子で一緒に防犯対策を見直してみてはいかがでしょうか。
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