防犯対策ブログ

2025/04/05 08:49

防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。

最近、青梅・奥多摩地区にお住まいの皆様から、警察官を名乗る不審な電話が急増しているとの情報が寄せられています。巧妙な手口で皆様の不安を煽り、金銭を騙し取ろうとする悪質な詐欺です。

犯人は、電話の着信画面に警視庁の代表番号である「03-3581-4321」や、警察署の代表番号を偽装して表示させ、あたかも本物の警察官からの電話であるかのように信じ込ませようとします。このような電話がかかってきた場合、まずは冷静に対応することが重要です。


その後、犯人はLINEなどの無料通話アプリに誘導し、以下のような言葉で不安を煽ります。


  • 「あなたの口座が詐欺に使われています。あなたも容疑者です。」

  • 「身分確認のため、あなたの身分証明書の写真を送ってください。」

  • 「これは極秘捜査なので、誰にも話さないでください。」

  • 「あなたの潔白を証明するために、今から指定する口座に現金を振り込んでください。」


これらの言葉は、詐欺の手口としてよく使われるものです。警察官がLINEなどの無料通話アプリを利用して連絡を取り、個人の口座情報を聞き出したり、現金の振り込みを指示したりすることは絶対にありません。

もし、このような不審な電話がかかってきた場合は、決して相手の指示に従わず、以下の点に注意してください。


  • すぐに電話を切る: 不安に感じたら、まずは電話を切ることが大切です。

  • 家族や知人に相談する: 一人で悩まず、信頼できる人に相談しましょう。

  • 最寄りの警察署に電話する: 通話内容に不審な点があれば、すぐに最寄りの警察署に連絡してください。

  • 安易に個人情報を教えない: 電話やメールで、安易に口座番号や暗証番号、マイナンバーなどの個人情報を教えないでください。

  • 身分証明書の写真を送らない: 警察官が電話で身分証明書の写真の送信を求めることはありません。

  • 現金を振り込まない: いかなる理由があっても、警察官が電話で現金の振り込みを指示することはありません。


近年、巧妙化する特殊詐欺の手口は後を絶ちません。日頃から防犯意識を高め、不審な電話やメールには十分にご注意ください。ご家族やご近所の方とも協力し、安全な地域社会を作っていきましょう。


もし、不審な電話を受けた場合は、ためらわずに最寄りの警察署や交番にご連絡ください。

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