防犯対策ブログ

2025/04/13 11:46

防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。

最近、通信事業者を騙る悪質な電話が多発しているという情報が入ってきました。 今回は、その実態と注意すべきポイントについて、詳しくお伝えします。大切なご家族やご自身を守るために、ぜひ最後までお読みください。


各地で多発!通信事業者を騙るウソ電話

現在、通信事業者を名乗る者からの不審な電話が多数報告されています。 もしかしたら、あなたやあなたのご家族のところにも、すでに電話がかかってきているかもしれません。


巧妙な手口に要注意!電話の内容と犯人の狙い

犯人は、電話で次のようなことを言ってきます。

「料金が未納ですので、回線が止まります」

これは、皆さんの不安を煽り、冷静な判断をさせないための常套手段です。 そして、ここからがさらに危険なポイントです。犯人は、その後、トークアプリ(LINEなど)のビデオ通話に誘導してきます。

ビデオ通話では、偽の警察手帳や逮捕状を見せつけ、「あなたに逮捕状が出ている」「あなた名義の口座が悪用されている」などと、さらに強い言葉で脅してきます。

最終的な目的は、お金を騙し取ることです。 「あなたの資産を調査する」などと嘘の理由をつけ、ATMやネットバンキングで指定の口座にお金を振り込むよう要求してきます。


絶対に騙されないで!被害を防ぐための重要ポイント

ここで、皆さんに絶対に覚えておいていただきたいことがあります。

警察が「逮捕されたくなければ、お金を振り込んで」と要求することは絶対にありません!

これは、詐欺の典型的な手口です。警察官が電話でお金の振り込みを指示することは、絶対にありえません。 また、最近では、固定電話だけでなく、携帯電話にも詐欺の電話がかかってくるケースが増えています。

さらに、国際電話番号(「+1」「+44」などから始まる番号)からかかってくる詐欺の電話も数多く確認されています。 電話に出る前に、番号表示をよく確認するようにしましょう。 警察が国際電話番号を使うことはありません。


ご家族への注意喚起を!

特に、ご高齢の方々は、詐欺の被害に遭いやすい傾向があります。 あなたのご家族(お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん)にも、不審な電話に注意するよう、ぜひ伝えてください。


もし不審な電話がかかってきたら…

もし、今回ご紹介したような不審な電話がかかってきたら、慌てず、以下の対応をしてください。

  1. すぐに電話を切りましょう。

  2. 相手に個人情報を絶対に教えないでください。

  3. 警察や消費生活センターなどに相談しましょう。


家庭の安全は、日々の注意から

今回のブログでは、通信事業者を騙るウソ電話の実態と注意点についてお伝えしました。 日頃から防犯意識を高め、怪しいと感じたらすぐに警察に相談することが、被害を防ぐための重要なポイントです。 防犯専門店SOSは、これからも皆さんの安心・安全な暮らしをサポートするために、役立つ情報を提供していきます。

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