防犯対策ブログ

2025/04/15 13:09

防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。

今回は、警視庁から発表された空き巣未遂事件の情報を元に、私たちにできる防犯対策について考えていきたいと思います。


事件の概要

令和7年4月13日午後7時頃、武蔵野市吉祥寺東町1丁目の集合住宅1階で、住人が窓ガラスが割れる音に気づき、カーテンを開けたところ、懐中電灯のような光が見え、大声を出したところ犯人は逃走しました。

この事件は、4月9日に発生した近隣地域での連続空き巣事件と手口が似ており、同一犯の可能性も視野に入れ捜査が進められています。


空き巣に狙われやすい家の特徴

警視庁からの情報によると、以下の様な住宅は特に注意が必要です。

  • 庭が草木で囲まれている一戸建て住宅の1階部分

  • 1階のベランダ越しに窓ガラスがある集合住宅

これらの住宅は、犯人が人目を避けて侵入しやすく、犯行後も逃走しやすいという共通点があります。


私たちにできる防犯対策

  1. 侵入経路となりうる場所の強化

    • 窓やドアには補助錠を設置する

    • 防犯フィルムを窓ガラスに貼る

    • センサーライトや防犯カメラを設置する

  2. 家の周りの環境整備

    • 庭の草木は定期的に剪定し、見通しを良くする

    • 死角となる場所には砂利を敷くなど、足音が聞こえるようにする

  3. 留守を悟られない対策

    • 夜間に外出する際は、室内の照明を点けておく

    • 長期不在にする際は、新聞や郵便物の配達を停止する、タイマーで照明やテレビを点けるなどの対策を講じる

  4. 地域の防犯意識を高める

    • 近隣住民と協力し、防犯カメラを共同で設置する

    • 地域の防犯パトロールに参加する

    • 不審者や不審車両を見かけたら、警察に通報する

  5. 公的支援を活用する

    • 武蔵野市では、防犯カメラ、センサーライト、ガラス用防犯フィルム、防犯砂利等の購入・設置に対し、最大5万円の助成金がでます。自治体などで防犯に関する助成金がでる場合がありますので、お住まいの自治体にご確認ください。


最後に

空き巣は、私たちの安全な生活を脅かす犯罪です。 日頃から防犯意識を高め、対策を講じることが重要です。少しの工夫と心がけで、空き巣被害を未然に防ぐことができます。

もし、ご自身やご近所で不審な出来事や人物を見かけた際は、迷わず警察に通報してください。

防犯専門店SOSは八王子をはじめとした多摩地域のご家庭の安心・安全な暮らしをサポートするための防犯設備士が運営する防犯用品専門店です。
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