防犯対策ブログ
2025/04/27 20:35
皆様、こんにちは。防犯専門店SOSです。
この度も、町田市内で発生している最新の犯罪情報について、緊急でお知らせいたします。4月14日から4月20日までの1週間で、特殊詐欺の被害が多発しており、その手口もますます巧妙になっています。皆様の大切な財産を守るために、今回の情報をしっかりと把握し、警戒を強めてください。
深刻化する特殊詐欺被害(1/1~4/20累計)
今年に入ってからの町田市内の特殊詐欺被害の累計は、
被害認知件数:41件
被害額:約2億1310万円
と、驚くべき数字に達しています。先週からの1週間で、被害件数、被害額ともに大幅に増加しており、非常に憂慮すべき状況です。
4/14~4/20に発生した特殊詐欺の事例
この1週間で新たに確認された特殊詐欺の手口は以下の通りです。
還付金詐欺(大蔵町、鶴川)
厚生労働省職員を名乗る男から電話があり、「過払い金の通知は確認されましたか」「ネット銀行を使えれば手続きができます」などと誘導されました。その後、指示通りにネットバンキングを操作したところ、犯人に現金を送金してしまう被害が2件発生しました。
オレオレ詐欺(小山田桜台、旭町、金井、玉川学園)
甥を名乗る男から電話があり、「契約に必要な現金や小切手、携帯電話が入ったカバンをなくした」「今日中にお金を支払う必要があるから貸してほしい」などと頼まれました。その後、自宅に甥の部下を名乗る男が現れ、現金を渡してしまったという被害が発生しました。
また、警察官を名乗る男から電話があり、「資金洗浄事件でトップが逮捕された」「共犯者としてあなたに逮捕状が出ている」「お金の流れを調べるために指定する口座にお金を振り込んでください」などと指示され、ATMで現金を振り込んでしまう被害も発生しています。
特殊詐欺被害から身を守るための鉄則
これらの新たな手口からもわかるように、詐欺の手口は巧妙化の一途を辿っています。改めて、以下の重要なポイントを心に留めてください。
電話でお金の話が出たら、絶対に詐欺を疑う
相手が誰であろうと、電話でお金の話が出たら、それは詐欺である可能性が極めて高いです。冷静になり、すぐに電話を切ってください。
警察が捜査名目で現金の振り込みを求めることは絶対にない
警察官が、電話で捜査のために現金を振り込むように指示することは絶対にありません。「逮捕状が出ている」「お金の流れを調べる」といった言葉は、詐欺の手口です。
町田警察署管内での侵入窃盗も発生
4月14日から4月20日までの間には、町田警察署管内で侵入窃盗も2件発生しています。
侵入窃盗(原町田)
建物に侵入され、現金などが盗まれる被害が発生しています。
侵入窃盗を防ぐための対策を再確認
侵入窃盗の被害に遭わないために、以下の対策を改めて徹底してください。
短時間の外出でも必ず施錠する
「すぐに戻るから」と油断せずに、たとえ短時間の外出でも必ず玄関や窓を施錠する習慣をつけましょう。
窓に補助錠を取り付ける
窓は侵入経路として多く利用されます。補助錠を取り付け、二重に施錠することで、侵入を困難にすることができます。
皆様の安全のために、今すぐできることを
特殊詐欺も侵入窃盗も、日頃からの心がけと対策によって被害を防ぐことができます。「自分は大丈夫」と思わずに、常に防犯意識を持ち、不審な電話や訪問には十分警戒してください。
防犯専門店SOSは、皆様の安全な生活を全力でサポートいたします。ご不安なことやご不明な点がございましたら、どんなことでもお気軽にご相談ください。
皆様が安心して暮らせる町田であるために、私たちも日々情報発信と防犯対策のご提案に努めてまいります。