防犯対策ブログ
2025/04/30 16:14
防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。ゴールデンウィークを前に、ご自宅の防犯対策について改めて考えてみませんか?今回は、空き巣などの侵入を防ぎ、安心して連休を過ごすための重要なポイントを解説します。ちょっとした工夫で、あなたの家を泥棒が敬遠する「防御力の高い家」に変えることができるのです。
泥棒が犯行を諦める「5分」の壁
侵入に5分以上かかると、約7割の泥棒が諦めるというデータがあります。この「5分」を意識した対策を講じることが、住まいの安全性を高める上で非常に重要になります。
ポイント1:玄関は二重ロックで守りを固く
玄関の鍵は必ず二つ施錠しましょう。一つだけしか鍵がかかっていない場合、泥棒は短時間でピッキングなどの手口で侵入する可能性があります。二つの鍵があれば、破壊工作に要する時間が単純に倍になり、犯行を諦めさせる効果が期待できます。意外かもしれませんが、侵入被害の約半数は鍵の閉め忘れによるものです。外出前には、ダブルロックを確実に施錠する習慣をつけましょう。
ポイント2:窓の対策は「ストッパー」と「サブロック」の二段構えで
防犯フィルムを貼っているからといって油断は禁物です。泥棒は、窓ガラスに小さな穴を開けて、そこから鍵を開けるという手口を使うことがあります。この対策として有効なのが、窓のストッパーとサブロックの併用です。普段使わないストッパーをかけることで、外からの鍵操作を物理的に防ぎます。さらに、サブロックを取り付けていれば、解錠箇所が二つになるため、侵入に要する時間を大幅に増やし、犯行を断念させる可能性が高まります。サブロックがない場合は、市販の補助錠を活用するのも良いでしょう。
ポイント3:防犯カメラの「見える」効果で犯罪を抑止
家の外に設置された防犯カメラは、泥棒にとって「監視されている」という明確なメッセージを送ります。人目につきやすい場所にカメラを設置することで、犯罪者はその存在を認識し、この家への侵入はリスクが高いと判断し、敬遠する可能性が高まります。ダミーカメラでもある程度の効果が期待できますが、やはり実際に録画機能のあるカメラの設置がより効果的です。設置場所は、死角を作らないように複数個設置したり、出入り口や庭など、侵入経路となりやすい場所を重点的に監視するようにしましょう。現在、東京都八王子市を含む一部の自治体では、防犯カメラなどの設置費用に対する補助金制度があります。お住まいの地域の情報を確認してみることをお勧めします。
ポイント4:建物の側面に「物理的な抵抗」を
空き巣の侵入経路として多いのが、人目につきにくい建物の側面や裏側です。この部分への対策として、簡単に移動できない重い植木鉢や園芸ツールなどを配置したり、砂利を敷き詰めるのも有効です。これらの物理的な障害物は、泥棒が侵入する際の物理的な負担を増やし、音を立てやすくすることで、犯行をためらわせる効果があります。また、もし人がいた場合には、これらの障害物を乗り越えようとする際の音で気づかれるリスクも高まります。
これらの防犯対策は、どれもすぐに取り組めるものばかりです。少しの意識と行動で、大切な家と家族を犯罪から守ることができます。ゴールデンウィークを安心して過ごすために、今すぐご自宅の防犯対策を見直してみてください。
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