防犯対策ブログ

連休前に多発する特殊詐欺に要注意！

いよいよゴールデンウィーク後半の連休が近づいてきました。楽しい計画を立てている方も多いと思いますが、この時期は特殊詐欺が増加する傾向にあります。先日、武蔵野市では、親族を名乗るオレオレ詐欺、還付金詐欺、サポート詐欺など、様々な手口の詐欺被害が発生しています。近隣の市や区でも同様の被害が報告されており、連休中は特に警戒が必要です。

巧妙化する詐欺の手口

最近では、自動音声による電話で不在通知や未払い料金などを装い、折り返し電話を促す手口も多く確認されています。また、一度詐欺に遭った被害者に対して、さらにお金を騙し取ろうとする二次被害も発生しており、その手口はますます巧妙化しています。

騙されないための鉄則：犯人と話さない！

詐欺犯に騙されないための最も有効な対策は、犯人と接触しないことです。

• 不審な電話には出ない： ナンバーディスプレイを活用し、知らない番号や心当たりのない電話には出ないようにしましょう。

• 留守番電話を活用する： 電話に出る前に相手を確認できる留守番電話を設定しておきましょう。

• 身に覚えのない通知は無視する： パソコンやスマートフォンに突然表示される警告画面や通知は、安易にクリックしたり、表示された連絡先に電話をかけたりしないようにしましょう。

慌てない！冷静な判断が身を守る

詐欺犯は、私たちの驚きや焦りにつけ込んできます。「すぐに手続きをしないと大変なことになる」といった言葉で、冷静な判断力を奪おうとしてきます。どんな状況でも落ち着いて対応することが重要です。

事前準備が被害を防ぐ：家族で対策を話し合おう

「まさか自分が」と思わずに、家族で詐欺の手口や対策について話し合っておきましょう。

• 不審な電話への対応を事前に決めておく： 例えば、「必ず家族に相談する」「警察に確認する」といったルールを決めておきましょう。

• 合言葉を決めておく： 親族を名乗る電話の場合に、家族しか知らない合言葉で本人確認をするのも有効です。

困ったらすぐに相談！最寄りの警察署へ

もし、不審な電話や訪問があった場合は、すぐに最寄りの警察署や警察相談専用電話「#9110」に相談してください。些細なことでも構いませんので、不安に感じたら迷わず連絡することが大切です。

連休を安全に過ごすためには、一人ひとりが防犯意識を持ち、対策を講じることが不可欠です。油断することなく、楽しい連休をお過ごしください。