防犯対策ブログ
2025/05/09 12:00
防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
今回は、埼玉県三郷市で発生した住宅侵入被害について検証し、皆さんのご家庭の安全を守るためのお役立ち情報をお届けします。
報道によると、4日の午前8時から翌5日の午後11時までの間に、三郷市谷口の一戸建て住宅で、住人の方が留守にされていた時間帯を狙い、1階の窓ガラスが割られ、現金などが盗まれるという痛ましい被害が複数件発生しました。
犯人は、住人の方が不在であることを確認し、容易に侵入できる窓をターゲットにしたと考えられます。手口としては、窓ガラスを破壊するという、比較的単純な方法が用いられています。これは、特別な技術や道具を持たない者でも実行可能であり、多くの住宅が同様の手口で被害に遭う可能性があることを示唆しています。
このような被害を防ぐためには、どのような対策を講じるべきでしょうか。埼玉県警も呼びかけているように、まずは物理的な防犯対策を強化することが重要です。
1. 補助錠の設置
窓や玄関などの出入り口には、必ずメインの鍵に加えて補助錠を取り付けましょう。一つの鍵を破られても、もう一つの鍵が侵入を防ぐ壁となります。特に、今回の被害のように窓からの侵入が多い場合、クレセント錠だけでなく、追加の補助錠を設置することで、防犯効果は格段に向上します。
2. 防犯フィルムの活用
窓ガラスに防犯フィルムを貼ることも有効な対策です。防犯フィルムは、ガラスの強度を高め、衝撃を与えても容易に割れないようにする効果があります。たとえガラスが割れたとしても、フィルムが破片の飛散を防ぎ、侵入に時間をかけさせることで、犯行を諦めさせる効果も期待できます。
3. センサーライトの設置
家の周囲、特に死角になりやすい場所にセンサーライトを設置することも、犯罪抑止に繋がります。不審者が近づくと自動で点灯するライトは、犯人にとって「見られている」というプレッシャーを与え、侵入を躊躇させる効果があります。また、夜間の移動の安全性向上にも役立ちます。
4. 地域との連携と情報共有
日頃から地域の住民同士で声をかけ合い、不審な人物や車両を見かけた際には、情報共有することが大切です。今回の事件でも、もし近隣住民が不審な動きに気づき、警察に通報していれば、被害を防げた可能性も考えられます。
5. 不審者を見かけたらすぐに110番通報
もし、自宅や近所で不審な人物を見かけた場合は、決してためらわずに110番通報してください。些細なことだと思っても、それが重大な犯罪に繋がる可能性もあります。早期の通報が、被害の拡大を防ぐ上で非常に重要です。
今回の埼玉県三郷市での住宅侵入被害は、私たち一人ひとりが防犯意識を高め、具体的な対策を講じることの重要性を改めて教えてくれました。ご自身の安全、そして大切な家族を守るために、今一度、ご自宅の防犯対策を見直してみてはいかがでしょうか。
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