防犯対策ブログ

2025/05/14 13:31

防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。

最近、手口が巧妙化しているキャッシュカード詐欺について、具体的な事例を基に注意喚起を行います。あなたの財産を守るために、ぜひ最後までお読みください。


偽の警察官による不安の煽り

「あなたの名義のキャッシュカードが見つかりました。」

突然、このような電話がかかってきたら、警戒が必要です。犯人はこの後、トークアプリ(LINE等)のビデオ通話に誘導し、あたかも本物のような偽の警察手帳や逮捕状を見せてきます。そして、「あなたの口座が犯罪に悪用されている」などと、言葉巧みに不安を煽ってくるのです。


「資産調査」という名の詐欺

不安を煽った後、犯人は「あなたの資産状況を調査する必要があります」などといったもっともらしい理由をつけて、ATMやインターネットバンキングから指定の口座へお金を振り込むよう要求してきます。これは、あなたの財産を騙し取るための古典的な手口です。

重要な注意点: 警察が「調査のために、あなたのお金を指定の口座に移してください」と指示することは絶対にありません。このような要求は、100%詐欺ですので、決して指示に従わないでください。


電話の種類を問わない詐欺の魔の手

これまで、主に固定電話への詐欺が多かったのですが、最近では携帯電話にも不審な電話がかかってくるケースが増えています。油断することなく、どのような電話にも警戒心を持つことが大切です。


国際電話からの不審な電話に要注意

特に注意が必要なのは「+1」や「+44」などの国際電話番号から始まる電話です。日本の警察が捜査のために国際電話を使用することはありません。見慣れない番号からの電話には応答せず、すぐに切断するようにしましょう。


海外からの電話をストップ!迷惑電話対策

ご自宅の固定電話やひかり電話に、頻繁に海外からの迷惑な電話がかかってきて困っているという方もいるかもしれません。そのような場合は、簡単かつ無料で海外からの電話を遮断することができます。最寄りの警察署、または国際電話不取扱受付センター(0120‐210‐364)までご相談ください。


偽装された警察署の番号に騙されないで!

さらに、悪質なケースとして、警察署などの電話番号を偽装して表示させる詐欺も発生しています。表示された番号を鵜呑みにせず、相手の所属、氏名などをしっかりと確認し、一旦電話を切ってから、ご自身で最寄りの警察署に電話をかけ直して確認するようにしてください。


家族や身近な人への注意喚起を

この手の詐欺は、いつ誰の身に降りかかるかわかりません。あなただけでなく、ご家族や身近な人も被害に遭う可能性があります。今日の記事の内容を共有し、注意喚起をお願いいたします。

もし、不審な電話や連絡があった場合は、決して慌てずに、まずは警察や信頼できる人に相談することが重要です。安全で安心な暮らしを守るために、私たち一人ひとりが防犯意識を高めていきましょう。


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