防犯対策ブログ
2025/05/31 12:18
防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
相次ぐ米の盗難被害!あなたの家は大丈夫?
最近、ニュースで米の盗難被害が相次いでいることをご存じでしょうか?全国的に米の価格が高騰し、品薄状態が続いていることを背景に、残念ながら米を狙った窃盗事件が増加しています。
特に被害が目立っているのは、農家の方々が大切に育て、保管している米です。先日も長野県栄村の農家で、家族や兄弟に送るために保管していたコシヒカリの玄米330キロが盗まれるという痛ましい事件がありました。作業中に留守にしていた日中に、鍵をかけていなかった倉庫から盗まれたとみられています。他にも長野県内では、空き家や住宅の倉庫で米が盗まれる被害が報告されています。
2024年には米が主な目的となる盗難被害はほとんど確認されていなかったのに、2025年に入ってから立て続けに被害が起きているのは、やはり米の価格高騰と品薄が大きな原因と考えられます。今や米5キロの平均価格が4000円を超えるなど、1年前と比べて倍近くになっている地域もあります。
「まさかうちが…」は危険!窃盗犯のターゲットになる理由
「まさか自分の家が狙われるなんて」と思いがちですが、残念ながら米が「高価なもの」として窃盗犯のターゲットになっているのが現状です。家庭菜園で収穫したお米や、災害備蓄のために保管しているお米など、ご家庭で米を保管している方もいらっしゃると思います。そこで、ご自宅の米を守るために、いくつか防犯対策のポイントをお伝えしたいと思います。
大切な米を守る!今日からできる防犯対策
1. 基本中の基本!「施錠」を徹底する
最も基本的なことですが、物置や倉庫は必ず施錠を徹底しましょう。「ちょっとだけだから」「すぐに戻るから」といった油断が、窃盗犯に狙われる隙を与えてしまいます。シンプルな南京錠でも効果はありますし、より強固な鍵に交換することも検討してみてください。
2. 「見られている」と思わせる!防犯カメラとセンサーライト
次に、防犯カメラやセンサーライトの設置も非常に有効です。防犯カメラがあるだけでも、犯行をためらわせる抑止力になります。また、人の動きを感知して自動的に点灯するセンサーライトは、夜間の侵入者を驚かせ、周囲に異変を知らせる効果があります。もし、本格的な設置が難しい場合でも、ダミーカメラや、人感センサー付きの照明を設置するだけでも効果が期待できます。
3. 地域で目を光らせる!近所との連携
さらに、長期で家を空ける際には、近所の方に一声かけておくことも大切です。不審な人物がうろついていたら、声をかけてもらうようお願いしておくだけで、早期発見につながる可能性があります。
4. 隠す工夫も大切!保管場所の見直し
そして、米を保管している場所を、できるだけ見えないようにすることも重要です。外から中の様子が見えないように目隠しをしたり、すぐに持ち出せないように、重いものや大きなものと一緒に保管するなど、少しでも犯行を困難にする工夫を凝らしましょう。
最後に
米は私たちの食生活に欠かせない大切なものです。この機会に、ご自宅の米の保管状況を見直し、適切な防犯対策を講じて、大切な食料を守りましょう。何かご不明な点や、より詳しい防犯対策についてご相談があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。
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