防犯対策ブログ
2025/06/10 10:09
防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
じめじめとした梅雨の季節、そしてもうすぐ夏休み。お子さんたちが外で元気に遊ぶ機会も増えてきますね。 でも、そんな時期だからこそ、特に注意してほしいのが交通事故です。
滝野川警察署からの大切なお知らせ「こども Safety Action」
滝野川警察署から、「こども Safety Action」という活動が発信されているのをご存知でしょうか?これは、お子さんを交通事故から守るための大切な取り組みです。
その中で特に注目したいのが、過去5年間の子供が関わる事故の状況です。なんと、交通事故が最も多く発生するのは、6月・7月の午後2時から午後6時の間だそうです。ちょうど学校が終わって、友達と遊びに出かけたり、習い事に行ったりする時間帯ですね。この時間帯は、お子さんたちが活発に動き回る一方で、保護者の目が行き届きにくくなる時間帯でもあります。
滝野川警察署からは、ご家庭、地域、そして街ぐるみで、次のような「交通事故から子供を守る声かけ」をお願いしています。
道路に飛び出さない
信号を守る
横断歩道を渡るときも車に気をつける
道路では遊ばない
正しい自転車の乗り方
どれも当たり前のことのように思えますが、元気いっぱいの子供たちは、時に夢中になって周りが見えなくなることもあります。だからこそ、大人からの繰り返し声かけが本当に大切なんです。
大切な命を守るために!家庭でできる交通事故防止アドバイス
では、具体的に私たち大人が家庭でどんなことができるでしょうか?
1. 「なぜ危ないのか」を具体的に教える
ただ「飛び出しちゃダメ」と言うだけでなく、「急に飛び出すと車が止まれなくてぶつかっちゃうよ」「見えにくいところから急に飛び出すと、運転手さんもびっくりして危ないんだよ」など、危険な理由を具体的に話してあげましょう。子供は「なぜ?」が分かると理解が深まります。
2. 交通ルールを一緒に実践する
信号の渡り方、横断歩道の渡り方、自転車の乗り方など、実際に一緒に歩いたり、自転車に乗ったりしながら、交通ルールを実践して見せてあげることが重要です。その際に、「右見て、左見て、もう一度右見て、車が来ないか確認して渡ろうね」と、具体的な手順を声に出して教えてあげましょう。
3. 「かもしれない運転」を教えてあげる
子供には少し難しいかもしれませんが、**「かもしれない運転」**の考え方を教えてあげるのも有効です。例えば、「もしかしたら、あそこから車が出てくるかもしれない」「もしかしたら、自転車が急に出てくるかもしれない」と、常に危険を予測する視点を持つことを促します。これは大人にも言えることですが、子供にとっても自分の身を守るための大切なスキルになります。
4. 道路で遊ぶ危険性を伝える
ボール遊びや鬼ごっこなど、夢中になって道路で遊んでしまう子供もいます。道路は車が通るところであり、遊び場ではないことをしっかりと教えてあげましょう。安全な遊び場を一緒に探したり、家の中でできる遊びを提案したりすることも大切です。
5. 自転車に乗る時の約束事を決める
自転車に乗る時は、必ずヘルメットを着用すること、飛び出しをしないこと、一時停止をしっかり守ることなど、具体的な約束事を決めておきましょう。また、夕方や夜間は、ライトを点灯させ、反射材を身につけることの重要性も伝えてください。
交通事故は、一瞬の不注意で大切な命を奪ってしまう恐れがあります。特に子供が関わる事故は、その未来を奪ってしまうことにもなりかねません。私たち大人が意識的に働きかけ、子供たちが安全に過ごせる環境を整えていきましょう。
お子さんの交通安全について、ご家庭で話し合ってみませんか?
防犯専門店SOSは八王子をはじめとした多摩地域のご家庭の安心・安全な暮らしをサポートするための防犯設備士が運営する防犯用品専門店です。
専用お問い合わせフォームよりご連絡ください。
八王子市住まいの防犯対策緊急補助金のご案内
※2025年度開始しました。
→詳しくはこちらよりご確認ください。