防犯対策ブログ
2025/06/16 20:08
皆さん、こんにちは。防犯専門店SOSです。
梅雨の季節に入り、じめじめとした日が続いていますが、犯罪の危険は常に身近に潜んでいます。今回は、町田市内で6月1日から6月7日までの1週間に発生した最新の犯罪被害情報をお伝えします。残念ながら、特殊詐欺の被害が後を絶たず、その手口も多岐にわたっています。大切な財産を守るためにも、ぜひ最後までお読みいただき、防犯意識を高めていきましょう。
深刻化の一途を辿る特殊詐欺被害(1/1~6/7累計)
まず、今年に入ってからの町田市内の特殊詐欺被害の累計です。
被害認知件数:66件
被害額:約3億3730万円
被害件数は60件を超え、被害額も3億円を突破しました。これは非常に深刻な状況であり、私たち一人ひとりが危機意識を持つ必要があります。
6/1~6/7に発生した特殊詐欺の事例
この1週間で新たに確認された特殊詐欺の手口は以下の通りです。
オレオレ詐欺(つくし野、能ヶ谷、高ヶ坂)が3件発生!
息子を名乗る手口
固定電話に息子を名乗る男から「会社の不始末でお金が必要になった」「必ず返済するから貸してくれないか」などと電話があり、騙されて自宅に来た息子の部下を名乗る男に現金を渡してしまいました。
警察官を名乗る手口
携帯電話に警察官を名乗る男から「詐欺グループを検挙した」「あなたが容疑者として名前が挙がっている」「口座を調べる必要があるから送金してほしい」などと電話があり、騙されてネットバンキングで犯人の口座に送金してしまいました。
架空料金請求詐欺(高ヶ坂)が1件発生!
携帯電話に通信会社を名乗る者から「ご利用料金について確認したいことがあります」「至急お電話ください」というショートメールが届きました。記載された電話番号に電話したところ、カスタマーセンターを名乗る男から「有料サイトの利用料金が未納です」などと言われ、騙されてATMで犯人の口座に送金してしまいました。
特殊詐欺の被害を防ぐための重要ポイント
これらの被害事例を踏まえ、改めて以下の点に注意してください。
家族間で合言葉を決める
息子や親族を名乗る電話があった場合でも、必ず事前に決めた合言葉で本人確認をしましょう。合言葉が言えない場合は、詐欺を疑ってください。
警察が捜査名目で送金を求めることは絶対にない
警察官が、電話で捜査や逮捕をちらつかせ、現金の送金を指示することはありません。このような電話は詐欺ですので、すぐに電話を切ってください。
「未納料金」のメールは詐欺を疑う
身に覚えのない「未納料金」のショートメールやメールは、ほとんどが詐欺です。記載された連絡先に電話をかけたり、安易に個人情報を入力したりしないようにしましょう。必ず公式の連絡先で確認するか、消費生活センターなどに相談してください。
南大沢警察署管内での乗物窃盗被害はなし
6月1日から6月7日までの間、南大沢警察署管内では乗物窃盗の被害は確認されていません。しかし、常に警戒は必要です。
乗物盗や侵入窃盗を防ぐための対策
被害認知はありませんでしたが、日頃から以下の対策を心がけましょう。
自宅の敷地内にセンサーライトを設置する
センサーライトは、不審者が敷地内に入った際に光で威嚇し、犯罪を諦めさせる効果があります。夜間の防犯対策として非常に有効です。
二重施錠を徹底する
玄関や窓だけでなく、自転車やオートバイも必ず二重に施錠しましょう。短時間の外出でも油断せず、確実に鍵をかける習慣を身につけてください。
皆さんの安全・安心な暮らしのために
特殊詐欺をはじめとする犯罪は、私たちの身近に潜んでいます。日頃から防犯意識を高め、少しの注意と対策で被害を未然に防ぐことができます。
専用お問い合わせフォームよりご連絡ください。
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