防犯対策ブログ
2025/07/02 13:57
防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
来年12月に施行が予定されている「こども性暴力防止法」について、皆さんはご存じでしょうか?この法律は、子どもたちを性暴力から守るための大切な法律で、現在、こども家庭庁でその運用方法が熱心に議論されています。
防犯カメラ活用の重要性
先日、この法律の運用指針を話し合う検討会で、非常に重要な中間とりまとめ素案が示されました。その中で特に注目したいのが、「防犯カメラの活用が性暴力の未然防止に有効である」という考えが示されたことです。
プライバシーへの配慮と防犯カメラの役割
「え、防犯カメラってプライバシーは大丈夫なの?」と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。ご安心ください。素案には、子どものプライバシーや現場が萎縮しないように、子どもたちや保護者、そして学校や保育園などの事業者間でしっかりと話し合い、運用のルールを決めることが求められています。
防犯カメラは、性暴力の抑止に効果を発揮するだけでなく、もし万が一、何か問題が起きてしまった場合にも、事実確認を適切に行うことで、そこで働く従業員の方々をトラブルから守る役割も果たします。つまり、子どもたちを守るだけでなく、働く方々も守る、一石二鳥の対策だと言えるでしょう。
日本版DBSと未然防止への期待
この法律では、性犯罪歴のある人が子どもと接する職場で働けないようにする「日本版DBS」という制度による再犯対策だけでなく、性犯罪が起きる前に未然に防ぐための対策を、学校や保育園などに講じるよう求めています。防犯カメラの活用は、まさにこの「未然防止」のための有効な手段として期待されています。
今後の動向と私たちにできること
今後、こども家庭庁は、この素案をもとに学校や中高生、民間事業者へのヒアリングを行い、9月以降に中間まとめを行う予定です。そして年内には、最終的な運用指針の策定を目指しています。
私たち防犯専門店SOSは、子どもたちが安心して過ごせる環境を作るために、防犯カメラの導入はもちろんのこと、様々な防犯対策のサポートを行っています。今回の「こども性暴力防止法」の動きは、社会全体で子どもたちの安全を守る意識が高まっている証拠です。
ご家庭でも、お子さんの安全について改めて考えてみませんか?防犯カメラの設置だけでなく、お子さんとの防犯意識の共有や、緊急時の連絡方法など、できることはたくさんあります。
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