防犯対策ブログ
2025/08/18 13:25
防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
近年、私たちの生活はオンラインショッピングの普及により、ますます便利になりました。 特に、在宅していなくても荷物を受け取れる「置き配」は、忙しい日々を送る方にとって欠かせないサービスとなっています。 しかし、その利便性の裏で、置き配盗難という新たな犯罪が増加しているのをご存知でしょうか?
置き配が盗難されるリスク、知らないと危険です!
国土交通省が宅配便の再配達を減らすために、2025年6月から置き配を標準の配達方法とする動きが始まっています。これにより、今後は置き配を利用する機会がますます増えるでしょう。
しかし、置き配には大きなリスクが伴います。荷物が玄関先に置きっぱなしにされるため、人目につく場所に置かれていると、第三者による盗難のターゲットになりやすいのです。特に、集合住宅の共有スペースや、道路から丸見えの玄関先は注意が必要です。
実際に、東京都消費生活総合センターに寄せられる置き配の盗難・紛失に関する相談件数は、2019年から2023年の4年間でなんと約2.7倍に急増しています。これは、置き配が一般的な配達方法となってきている証拠であり、また、置き配の普及とともに、荷物を狙う犯罪が増えていることを示しています。
盗難から荷物を守る!いますぐできる対策3選
大切な荷物を盗難から守るために、今すぐできる簡単な対策を3つご紹介します。
宅配ボックスの活用 宅配ボックスは、荷物を安全に保管するための専用スペースです。鍵がかかるため、盗難のリスクを大幅に減らすことができます。特に、集合住宅にお住まいの方は、共用の宅配ボックスの有無を確認しましょう。戸建ての場合も、後付けできるコンパクトな宅配ボックスが多数販売されています。
配達場所を指定する もし、宅配ボックスが利用できない場合は、配達業者に荷物を置く場所を指定しましょう。たとえば、「玄関の死角になる場所に」「物置の裏に」など、できるだけ人目につきにくい場所をリクエストすることで、盗難のリスクを減らせます。
防犯カメラを設置する 最も効果的な対策の一つが、防犯カメラの設置です。防犯カメラがあるだけで、窃盗犯は犯行をためらうため、大きな抑止力になります。また、万が一被害に遭ってしまった場合でも、犯人の特定につながる重要な証拠となります。最近の防犯カメラは、スマートフォンと連携して外出先からでもリアルタイムで映像を確認できるモデルが主流です。AI機能が搭載されたものなら、指定したエリアに人が入ったときに画像付きでスマホに通知が届くため、異常をすぐに察知し、対応することができます。
大切な荷物を守るために、これらの対策をぜひ実践してみてください。オンラインショッピングを安全に楽しむためにも、自分の大切な財産は自分で守る意識が大切です。
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