防犯対策ブログ

2025/09/29 12:27

防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。

皆さんは、ご自宅に防犯カメラを設置していますか?

「防犯カメラがあるからウチは安心!」と思っていませんか?実は、防犯カメラはただ設置すればいいというものではありません。設置の仕方や選び方を間違えると、「防犯対策をしているのに、かえって狙われやすくなる」という、なんとも恐ろしい事態になりかねません。

今日のブログでは、せっかくの防犯カメラを逆効果にしてしまう、ありがちな失敗パターンを4つご紹介します。皆さんのご自宅の防犯対策を見直すきっかけにしてください。



その安価なカメラ、大丈夫?セキュリティに潜む落とし穴

「手軽に防犯対策を始めたい」と、つい安価なネットワークカメラを選んでしまう気持ちはわかります。しかし、低価格帯のカメラの中には、セキュリティ対策が不十分なものもあるので気をつけたいものです。

特に注意が必要なのが、カメラの初期パスワードをそのまま使っているケースです。初期設定のパスワードは、誰でも推測しやすく、ハッキングの標的になりやすいです。不正アクセスによって、自宅の映像が外部に流出してしまうという最悪の事態も考えられます。

安さだけで選ばず、信頼できるメーカーのカメラを選び、設置したらすぐに複雑で推測されにくいパスワードに変更しましょう。これが、最低限かつ最重要のセキュリティ対策です!



経験豊富な泥棒は知っている!「ダミーカメラ」の危険性

「本物のカメラは高いから、ダミーカメラで威嚇しよう」と考える方もいるかもしれません。ダミーカメラは、一見すると本物の防犯カメラのように見え、犯罪者を遠ざける効果が期待できます。

しかし、プロの泥棒は、ダミーカメラと本物のカメラの違いを簡単に見抜きます。彼らは、配線の有無や設置方法、レンズの質感など、細かな違いを見逃しません。

ダミーカメラだと見破られた場合、かええって狙われやすくなるリスクが高まります。証拠も残らないため、本気で安心・安全を目指すなら、録画機能のある本物のカメラの設置をおすすめします。



カメラ設置で油断大敵!基本的な防犯対策をおろそかにしていませんか?

防犯カメラを設置すると、「これで安心!」という強い安心感が生まれます。この安心感は良いことですが、度を過ぎると危険です。

カメラを過信しすぎて、窓や玄関の施錠を怠る補助錠の設置をサボるなど、基本的な防犯対策がおろそかになってしまうケースが少なくありません。泥棒は、カメラの有無だけでなく、侵入にかかる手間や時間も見ています。

防犯カメラはあくまで補助的なツールです。玄関ドアのツーロックや窓のクレセント錠に加え、防犯フィルム防犯アラームなど、複数の対策を組み合わせる「ワンドア・ツーロック」の意識を忘れないでください。



証拠能力ゼロに!?「カメラの死角」をなくす設置術

防犯カメラの設置場所が不適切だと、広大な死角が生まれてしまいます。泥棒は、この死角を巧みに利用して侵入を試みます。

特に注意したいのが、カメラを高すぎる位置に設置してしまうことです。高い位置だと広範囲を映せますが、人の顔が小さくなりすぎて、いざという時に顔の特徴や服装が識別できないといった、証拠として不十分な映像しか残らないことがあります。

証拠能力を高めるためには、侵入経路になりそうな場所を重点的に撮影できる位置を選び、顔がしっかりと映るような適切な画角調整が重要です。できれば、建物の角や出入口など、複数のカメラで死角をカバーする工夫をしましょう。



まとめ:カメラを「お守り」ではなく「武器」にするために

防犯カメラは、正しく選び、正しく設置すれば、非常に強力な防犯ツールになります。

✔信頼できるメーカーのカメラを選ぶ
✔パスワードを複雑なものに変更する
✔基本的な施錠を怠らない
✔死角をなくし、顔が識別できる高さに設置する

この4つのポイントを守って、ご自宅の安心・安全を確かなものにしてください。


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