防犯対策ブログ

2025/10/02 11:12

防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。

最近、北海道ではアパートや住宅に強盗が押し入り、住民が怪我を負わされるという、凶悪な事件が立て続けに発生しています。旭川市での事件では、窓を割って侵入した二人組の男が、住民の男性をハンマーやドライバーのようなもので傷つけ、現金を奪って逃走しています。また、深川市でも同様の事件が起きています。

このように、私たちの生活空間である「家」がターゲットになる犯罪が身近で起きている現実に、強い危機感を覚えずにはいられません。

今回は、このような侵入窃盗や強盗から大切な家族と財産を守るためにできることを考えていきましょう。



八王子市でも相次ぐ侵入窃盗の現実(9月19日~25日)

八王子市では、2025年9月19日から9月25日のわずか一週間の間に、侵入窃盗が5件も発生しています。具体的な被害状況を見てみましょう。

9/16~18 南新町の集合住宅で、合鍵を使用して侵入。現金3万円が被害に。

9/20   長房町の空き家で、窓ガラスを壊して侵入。被害なし。

9/19~20 富士見町の一戸建てで、窓ガラスを壊して侵入。現金5万円、バッグ、クレジットカード等が被害に。

9/11~23 長房町の一戸建てで、窓ガラスを壊して侵入。貴金属等が被害に。

9/23   大和田町四丁目の一戸建てで、窓ガラスを壊して侵入。現金4万円、貴金属等が被害に。


「窓ガラス破り」は、短時間で強行突破できるため多発していると警視庁のデータも出ています。




なぜ防犯カメラが「最強の盾」なのか

「うちには大したものがないから大丈夫」そう思っていませんか?しかし、犯罪者は金銭だけでなく、あなたやご家族の安全そのものを脅かします。特に強盗事件のように、凶器を持って侵入されると、身の安全を守るのが最優先になります。

ここで絶大な効果を発揮するのが防犯カメラです。防犯カメラは、ただ映像を記録するだけではありません。犯罪者にとって、「自分の顔や姿が記録される」ことこそが、最も嫌がることなのです。

【威嚇効果】

玄関や窓など目立つ場所にカメラを設置することで、犯罪者は「この家は防犯意識が高い」と判断し、侵入を諦める可能性が格段に上がります。侵入窃盗犯の多くは、犯行前に下見をします。カメラが見えるだけで「選ばれない家」になれるのです。

【証拠保全】

万が一、強盗や侵入窃盗の被害に遭ってしまっても、カメラに記録された映像は、犯人逮捕のための決定的な証拠になります。逃走中の犯人を特定し、事件の早期解決につながる強力な武器となるのです。北海道や八王子市で相次いでいるような侵入事件でも、防犯カメラの映像が、犯人逮捕に貢献するケースは非常に多いのです。



「ガラス破り」対策とカメラの合わせ技

先ほどお伝えした通り、侵入窃盗で最も多い手口は「窓ガラスを割って侵入する(ガラス破り)」です。八王子市で起きた最近の事件でも、ほとんどが窓ガラスを壊して侵入する手口でした。窓は、泥棒にとって最も手っ取り早い侵入口なのです。

防犯カメラを設置した上で、物理的な侵入対策も徹底しましょう。

  1. 窓ガラスへの防犯フィルム
    窓ガラスに防犯フィルムを貼ることで、簡単に割れなくなり、侵入に時間がかかります。泥棒は時間をかけることを最も嫌います。

  2. 補助錠の設置
    サッシに補助錠を取り付ければ、窓を二重ロックでき、簡単には開けられなくなります。

これらの対策と防犯カメラの威嚇効果を組み合わせることで、あなたの家に入ることを「面倒だ」「リスクが大きい」と犯罪者に思わせることができます。



まとめ

悲しい事件のニュースを見るたびに、他人事でないと考えなくてはいけません。防犯カメラは、万が一の記録だけでなく、「侵入させない」ための強力なメッセージとなります。この機会に、ご自宅の窓や玄関周りの防犯対策を見直してみませんか?

ご家族の安心・安全のために、一歩踏み出した対策を一緒に考えていきましょう。

防犯専門店SOSは八王子をはじめとした多摩地域のご家庭の安心・安全な暮らしをサポートするための防犯設備士が運営する防犯用品専門店です。
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