防犯対策ブログ
2025/10/07 14:17
防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
10月7日は「盗難防止の日」!あらためて考える家庭の防犯
今日は10月7日。この日が「盗難防止の日」に定められていることをご存知でしたか?
2003年(平成15年)に一般社団法人日本損害保険協会によって、「とう(10)なん(7)」の語呂合わせから制定されました。この日は、盗難被害を防ぎ、その犯罪をなくすことを目的として、全国各地で啓発運動が行われる大切な一日です。私たちもこの機会に、家庭の防犯意識をもう一度見直してみましょう。
あなたの街は大丈夫?身近に潜む「侵入窃盗」の現実
「盗難」と聞くと、少し遠い話のように感じる方もいるかもしれません。しかし、現実として私たちの生活圏内で侵入窃盗の被害は発生しています。
例えば、私の住む八王子市の例を見てみましょう。市の調べによると、2023年一年間で八王子市内の侵入窃盗被害件数は126件にも上り、これは都内53市区町村(島部除く)の中でなんと3番目に多い件数だったそうです。
侵入窃盗とは、住宅などの建物に侵入して金品を盗む犯罪のことです。家人がいるいないに関わらず、戸建てやマンションなどの一般住宅が狙われるケースもあれば、会社の事務所などが狙われるケースもあります。「強盗」とは違い、気づかれないうちに静かに財産が奪われてしまう、非常に身近で深刻な犯罪なのです。
今すぐできる!効果的な盗難対策の3つのポイント
こうした侵入窃盗の被害から家族と財産を守るために、私たちができることはたくさんあります。最も重要なのは、まず「防犯意識を高める」ことです。
1.基本中の基本!戸締まりを徹底する
ほんの少しの時間だからと、玄関や窓の鍵をかけずに出かけていませんか?侵入窃盗犯は、鍵のかかっていない家を最も狙いやすいターゲットとします。ゴミ出しやコンビニへの短時間のお出かけでも、必ず二重ロックを徹底しましょう。
2.「見られている」と思わせる対策をする
当たり前ですが、泥棒は捕まることを最も嫌います。そのため、「人目につく」「時間がかかる」と判断した家は避ける傾向にあります。
防犯カメラ
設置するだけでも威嚇効果があります。最近は手軽に設置できるモデルも増えています。センサーライト
家の周囲に設置し、不審者が近づくとパッと明るく照らすことで、犯人を驚かせます。防犯砂利
踏むと大きな音が出る砂利を敷くことで、侵入しようとする犯人の存在を家族や近隣に知らせることができます。
3.ご近所との連携も大切な防犯対策
日頃からご近所さんと挨拶を交わし、地域の目を増やすことも重要です。「見慣れない人がいる」「不審な車が停まっている」など、お互いに注意し合える関係が安心・安全な環境作りの土台になります。
安心できる環境は自分で作るもの
10月7日の「盗難防止の日」は、改めて皆さんのご家庭の安心・安全を見つめ直す最高の機会です。
「うちは大丈夫」ではなく、「万が一のために」という意識で、今日からできる防犯対策を始めてみましょう。戸締まりの確認、防犯グッズのチェックなど、小さな一歩が大きな安心に繋がります。
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