防犯対策ブログ
2025/10/17 13:25
防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
先日、「近くで作業をしている業者の者ですが」と名乗る方から「お宅の屋根、ひび割れしているようなのでお伝えしておきます。」と妻が言われました。特段強引な営業はなく、「主人に伝えときます。」とその場はそれで終わったようですが、我が家も築10年を超えてきて、数週間前に外壁や屋根の点検を行ったばかりのタイミングでした。
なんだか、あやしい。
【要注意!】「点検商法」の被害が過去最多に!巧妙化する詐欺から家を守る方法
警察庁からの発表では2024年に全国で摘発された「点検商法」に関する詐欺事件が『66件』で、これまでで最多だったそうです。被害の相談件数も年々増えているとのことで、私たちの日々の安心・安全な生活を脅かす深刻な問題となっています。今回は、この点検商法の手口と、家庭でできる具体的な防犯対策について考えていきましょう。
点検商法って?
点検商法とは、突然家庭を訪問し、「無料点検」などと言ってあたかも正規の業者のように振る舞う詐欺の手口です。一度家の中に入れてしまうと、「屋根がずれている」「床下の木が腐っている」「このままでは家が傾く」など、事実ではないことを告げたり、不安を煽るような言葉を巧みに使い、不必要または法外な価格のリフォーム工事や商品の交換、害虫駆除などの契約を強引に結ばせようとします。
特に、以下のような言葉で不安を煽られたら要注意です。
「屋根に不具合がありますよ」
「知り合いの業者に点検してもらった方がいいですよ。いなければ代わりに点検しましょうか?」
災害発生直後に便乗して、不必要な住宅修理を契約させようとする悪質な事例も報告されており、手口は巧妙化しています。
悪質訪問業者から家と家族を守るための3つのポイント
悪質な訪問販売業者は、私たちの不安を煽り、考える時間を与えずに契約させようとします。大切な家と家族を守るために、次の3つのポイントをしっかり覚えておきましょう。
1. 身分と用件を確認し、安易にドアを開けない
ドアスコープやインターホンを使って、相手の身分と訪問の用件を必ず確認してください。たとえ「無料点検」と言われても、その場ですぐにドアを開けたり、家の中に入れたりしないでください。どうしても対応が必要な場合は、ドアチェーンやドアガードを付けたままにしましょう。
2. その場での「点検」や「即決」は絶対にしない
「無料」という言葉に惑わされず、その場での点検はきっぱりと断りましょう。もし本当に家の不具合を指摘されたとしても、「すぐに決めなければ大変なことになる」などと言われても、絶対に即決しないでください。信頼できる複数の業者から見積もりを取るなど、冷静に判断する時間が必要です。困った時やしつこい場合は、迷わず警察に通報しましょう。
3. 防犯カメラ・インターホンで強力な抑止力を
訪問詐欺対策として最も効果的なのが、玄関への防犯カメラや録画機能付きインターホンの設置です。 カメラの存在自体が、悪質業者への強力な「けん制」となり、詐欺師の接近を未然に防ぐ効果があります。「誰が来たか」を後から録画で証拠として残せるため、万が一の場合にも役立ちます。最近では、スマートフォンと連動し、外出先からでもリアルタイムで来訪者を確認できるモデルも多く、防犯だけでなく、家族の帰宅確認など、日常の安心にも大いに貢献してくれます。
大切なのは、「怪しい」と感じたらきっぱりと断る勇気です。日頃から家族で訪問販売への対応ルールを確認し、安心・安全な家庭環境を守りましょう。
防犯専門店SOSは八王子をはじめとした多摩地域のご家庭の安心・安全な暮らしをサポートするための防犯設備士が運営する防犯カメラ専門店です。
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