防犯対策ブログ
2025/10/23 19:43
防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
今年も残すところ2ヶ月ほどとなりました。 思い返すと今年も無差別に被害に遭われてしまう事件が何件もありました。記憶に新しいところでは、神戸市で起きたエレベーター内での女性が襲われた事件や、千葉県で高齢女性が見ず知らずの中学生に夕方の住宅街で殺傷された事件など、決して他人事では片づけられない、身近で起こりうる危険を感じさせる出来事が相次ぎました。
大切な家族やご自身の安全を守るためにも、日頃から「狙われやすい状況」を理解し、対策を講じることが重要です。
加害者が「選ぶ理由」を知る:狙われやすい状況TOP3
犯罪者がターゲットを選ぶには「理由」があります。 狙われやすい状況を知っておくことが、防犯の第一歩です。特に以下の3つの状況は注意が必要です。
ひとりでいるとき(被害女性の約9割は単独行動中): 単独行動中は、助けを求めるのが難しく、抵抗しにくいと見なされがちです。
背後から不意を突かれる状況: 予期せぬ攻撃は抵抗する隙を与えません。
視線が途切れる住宅街・駐車場・狭い道: 人目がない、または目撃者が少ない場所は、犯行に及びやすいと判断されます。
加害者は「周囲に気づいていない人」を選びます。あなたの「意識」が防御になります。
注意力が半減!歩きスマホ・イヤホンの危険性
警察庁の委託調査では、スマホ操作やイヤホン装着中の注意力は通常時の半分にまで低下するという報告があります。 周囲の異変に気づきにくくなり、不審者が近づく音にも反応できません。これは、犯罪者にとって格好のターゲットとなりかねません。 特に防御が必要となる場面が増える夕方以降は、スマホやイヤホンを使いながらの移動は極力避け、五感をフル活用して周囲に気を配りましょう。
いざという時が勝負!防犯ブザーの「鳴らす習慣」
愛知県警の調査では、87%もの不審者が防犯ブザーの音で逃走したというデータがあります。 防犯ブザーは、いざという時に一定の効果を発揮しますが、カバンの奥底に入っていては全く意味がありません。小学生の集団が誤作動で鳴らしてしまうのと、夜道で不審者に対して鳴らすのとでは、その効果は大きく違います。重要なのは、「すぐに鳴らせる状態」で持つこと。鍵と一緒に持つ、バッグの外側に装着するなど、緊急時に一瞬で操作できる場所に付けておきましょう。
今日からできる!警視庁推奨の5秒の防犯習慣
警視庁は、ちょっとした行動でできる防犯対策を推奨しています。これらの行動は、どれも5秒あれば注意できる「防犯習慣」です。
集合住宅に近づいたら、後ろからついてくる人がいないかなど、周囲に気を配る。
人が近づいてきた場合は、警戒して離れる。急に近づいてくる人がいないか気を配り、危険を感じたら体をつかまれないよう距離をとり、人通りの多い道や店舗まで逃げる。
人通りの少ない時間帯には、外から見えにくい場所が多い公園は通らない。
防犯ブザーや、音の出るアプリを起動したスマホを持つ(歩きスマホは推奨ではありません)。
「少しだけでも気をつける」という意識、その小さな防犯習慣が、思わぬ危険を遠ざけてくれます。日々の安心・安全のために、今日から実践していきましょう。
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