防犯対策ブログ
2025/10/29 14:26
防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
「人がいても入ってくる」強盗の恐怖と新たな防犯対策
20日に埼玉県で行われた「埼玉県防犯のまちづくり県民大会」に関するニュースを読み、改めて身が引き締まる思いがしました。
この大会では、鍵の専門家の方が、近年変わりつつある犯罪の手口と、それに対応するための新たな防犯対策について警鐘を鳴らしていました。特に「最近は人がいても侵入する強盗事件が多発している」という指摘が印象に残っています。
「誰かいる家は避ける」というのがこれまでの窃盗犯の常識でした。しかし、この常識が通用しない時代になってしまったのです。従来の防犯対策を見直し、ご家庭の安全を確保するための新しい視点が必要不可欠です。
「狙われない対策」だけではもう不十分
これまでの防犯対策は、「うちの家は狙う価値がない」「隣の家よりも対策しているから大丈夫」という、窃盗犯のターゲットから外れることを重視していました。
例えば、人目につく場所に防犯カメラのステッカーを貼る、外から見て留守だと分からないようにする、玄関先にセンサーライトを設置するなどです。
これらは確かに犯罪抑止に効果的です。しかし、専門家が指摘するように、人がいても侵入するような大胆な犯行には、それだけでは不十分になってきています。命に関わる事態に発展する可能性のある犯人との鉢合わせは、絶対に避けなければなりません。
「物理的に侵入を防ぐ」対策が命を守る
専門家の方が強く訴えていたのは、「物理的に侵入を防ぐ対策」の重要性です。これは、犯人が「入ろうと思っても、時間がかかりすぎて無理だ」と諦める状況、つまり侵入に手間取らせて断念させることを目的としています。
具体的には、
鍵付きの補助錠:
玄関に鍵を2つ以上つける「ワンドア・ツーロック」は、今や基本中の基本です。防犯フィルム:
窓ガラスに貼ることで、打ち破りによる侵入を防ぎ、時間を稼ぎます。面格子やシャッター:
窓からの侵入経路を物理的に塞ぎ、強固な障壁を作ります。
これらの対策は、犯行を諦めさせる時間を稼ぎ、皆さんの命と財産を守るための最後の砦となります。
まとめ:二重の防衛線で家族の安全を守る
今回のニュースを通じて、改めて「被害に遭った後に対策の必要性に気付くのではなく、事前に対策することが重要」と強く思いました。
現代の強盗事件に対抗するためには、「家を狙わせない」ための対策と「侵入させない」ための対策、この二重の防衛線が必要です。
第一の防衛線:ターゲットから外れるための対策(センサーライトや防犯カメラで光や音、人の目を意識させる)
第二の防衛線:物理的に侵入を防ぐ対策(補助錠、防犯フィルムなどで時間を稼ぐ)
防犯対策は、手間とコストがかかると思われがちですが、家族の安心・安全な環境作りのための最も重要な投資です。あなたの家は、侵入されるまでに何分耐えられますか?ぜひ、ご自宅の対策を見直してください。
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