防犯対策ブログ
2025/12/16 20:59
防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
オートロックだけでは安心できない!一人暮らしの防犯意識と現実のギャップ
近年、一人暮らしを狙った犯罪は増加の一途をたどり、私たちもその手口の巧妙化に危機感を抱いています。「オートロック付きのマンションだから大丈夫」という従来の認識は、もはや通用しない時代になりつつあります。
先日、パナソニック株式会社が実施した「ひとり暮らしの防犯意識」に関する興味深い調査結果が発表されました。これは、オートロック集合住宅に住む10代から40代の男女800人を対象にしたものです。この調査から、多くの人が抱える防犯に関する不安と、実際にとっている行動との間に大きなギャップがあることが明らかになりました。
高まる不安と低い行動レベル
調査結果によると、「普段から防犯を意識している」と答えた人は80.9%にも上ります。特に20代の女性の意識の高さが目立ちました。しかし、一方で「今まで何も起こっていないから」という理由で防犯対策を意識していない人も半数以上を占め、「自分だけは大丈夫」という根拠のない安心感が、対策を怠る最大の要因となっていることがわかります。
そして、この「意識」と「行動」のギャップはさらに深まります。「自身の防犯対策が十分にできている」と回答した人は、なんとわずか10.1%にとどまっています。
日常生活で不安を感じる点として最も多かったのは、「共連れ侵入」(47.1%)、次いで「自宅への侵入」(43.1%)でした。オートロックがあるにも関わらず、居住者と一緒にマンション内に入り込む「共連れ」に対し、非常に高い不安を感じていることが浮き彫りになりました。
手軽な対策に偏りがちな現状
不安が高まっているにもかかわらず、実際に行っている防犯対策は「ドアスコープやドアチェーンの活用」(35.1%)や「鍵の二重ロック」(31.3%)など、手軽にできる対策に偏っている傾向が見られます。
もちろんこれらの対策は重要ですが、共連れ侵入や強制的な侵入に対し、それだけで十分と言えるでしょうか。侵入を未然に防ぎ、証拠を残すための機械的な防犯設備の導入が、今の時代には欠かせません。
そこで、私たちが強くおすすめしたいのがPanasonicの「モニター付きドアカメラ」です。
侵入を未然に防ぐ「ドアカメラ」の重要性
調査でも「今後導入したい防犯家電」として「ドアホンカメラ(映像付きインターホン)」が20.0%でトップに挙げられました。
ドアカメラは、来訪者の顔をモニターで確認できるため、不審者や見知らぬ人物の訪問を非対面で判断できます。特に、共連れ侵入を警戒している状況において、訪問者が住居者ではないとわかれば、安易にドアを開けることなく、最悪の事態を避ける抑止力となります。また、録画機能付きのものであれば、不在時の訪問者や不審な動きを記録に残すことも可能です。
手軽で不十分な対策に頼るのではなく、「鍵の強化(ディンプルキー・二重ロック)」と「機械警備の導入(ドアカメラ・防犯カメラ)」をセットで考えることが、安心・安全な一人暮らしを実現する基本戦略となります。
まずは、訪問者をしっかり確認できるドアカメラの導入を検討してみてください。安心できる環境作りは、日々の意識と確かな行動から始まります。
今後も皆様の安心安全な暮らしに役立つ情報を発信していきますので、ぜひご期待ください。
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