2026/02/19 21:15
防犯対策の専門家、防犯専門店SOSです。
建物の防犯性能だけでなく、その家が建っている「立地」や「周辺環境」が、図らずも犯行を助けてしまうケースが少なくありません。今回は、プロの視点から見て「狙われやすい土地」の共通点と、その弱点を補うための具体的な防犯戦略をわかりやすく解説します。
周囲から死角になりやすい「奥まった土地」の落とし穴
住宅地でよく見かける、道路に接する入り口が狭く、細い通路の先に家が建っている「旗竿地(はたざおち)」は、プライバシーが守られやすい一方で、防犯上の死角が生まれやすいという特徴があります。
犯人にとって、一度敷地内の奥深くまで侵入してしまえば、通りを歩く人の目から完全に隠れて作業ができる「絶好の仕事場」になりかねません。窓をこじ開けたり、鍵を壊したりする時間が稼げてしまうのが最大の懸念点です。
この立地の弱点を克服するには、「光」と「音」による威嚇が非常に有効です。
センサーライトの設置:
細い通路や玄関先に、人の動きに反応して点灯するライトを配置しましょう。暗闇に紛れたい犯人の心理を強く揺さぶり、侵入を断念させる効果があります。防犯砂利の活用:
歩くと「ジャリジャリ」と大きな音がする防犯砂利を通路に敷き詰めるのもおすすめです。音による異常の知らせは、家の中だけでなく近隣への合図にもなります。
「音」に紛れて行動できる騒音環境の意外な盲点
交通量の多い幹線道路沿いや、電車が頻繁に通る線路脇の住宅も、意外な防犯上のリスクを抱えています。それは「騒音」が犯行の隠れ蓑になってしまう点です。
通常、窓ガラスを叩き割る音やドアをこじ開ける音は、静かな住宅街では異常事態として周囲に響き渡ります。しかし、常に大きな音が鳴り響く環境では、こうした破壊音が騒音にかき消され、近隣住民に気づかれにくくなってしまいます。犯人はこの「音のカーテン」を巧みに利用し、大胆な手口で侵入を試みることがあるのです。
騒音が気になる場所では、物理的なガードをより強固にすることが不可欠です。
窓の強化:
防犯フィルムを貼る、あるいは合わせガラス仕様の防犯ガラスに交換することで、侵入に要する時間を物理的に引き延ばしましょう。補助錠の追加:
窓の上下に補助錠を取り付け、二重ロックを徹底してください。解錠に手間がかかる家は、それだけで犯行のターゲットから外れる可能性が高まります。
我が家の「弱点」を知り、鉄壁の守りを固める
住宅の立地そのものを変えることは困難ですが、その土地が持つリスクを正しく把握すれば、的確な対策を打つことができます。空き巣は「見られること」「音を立てること」「時間がかかること」を極端に嫌います。
ですから、防犯カメラの設置もとても有効です。
ご自宅の周辺を見渡し、もし自分が泥棒なら「どこに隠れるか」「何の音に紛れて侵入するか」という視点でチェックしてみてください。その小さな気づきが、住まいの安全を劇的に向上させます。
防犯対策に「やりすぎ」はありません。少しでも不安を感じる箇所があれば、ぜひ専門家のアドバイスを取り入れてみてください。
お客様のご自宅に合わせた最適な防犯カメラの設置プランや、具体的な機材のご提案も承っております。まずは、お気軽に防犯専門店SOSまでご相談ください。





